源流米純米酒 あばの颯

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難波酒造はで干し米の酒造りへの挑戦

難波酒造の先代はかなり頑固で、
通常の酒蔵が毎年受ける国税局による巡回指導を
なぜか40 年近く全く受け入れもせず・・・

結果、蔵には、古くから伝わる伝統の
備中杜氏流の酒造りの技が残りました。

その酒造りの特徴を生かし
あばのはで干し米の魅力を引き出す
そんな新たな酒造りプロジェクトへの挑戦が始まりました。

難波酒造

山田さんが自ら軽トラで、玄米の検査を受けた足で、お米を届けて下さいました。
「自分の責任は終わった、後は頼みます」と・・・・重いバトンを渡されたのです。

はで干し(天日干し) 米の旨みをどうお酒で表現し、伝えていくか
蔵での葛藤が始まりました。

難波酒造

[あばの颯]ができるまで

精米歩合は65%精米、
精米したらすぐに麹づくりです
備中流の伝統に従い麹室の温度はかなり高めです。

[あばの颯]ができるまで

髙い温度の麹室で軟らかく蒸した蒸米を乾燥させながら、
時間をかけて温度を下げていきます。
今回の麹は、やや突き破精気味に進めています
そして深夜、2時恒例となった、仕舞仕事が行われました。

酛も備中流の伝統に従い
酛癖を出さないように
低い酛歩合、踊りを第2の酛と考え
ここで充分酵母を育てます。

[あばの颯]ができるまで
[あばの颯]ができるまで

醪は、低温で推移
吟醸に近い純米酒が目標です。

[あばの颯]ができるまで